ナポレオンの恋文2

ナポレオンの恋文
Designart 展示作品は「文字を纏う」と題してナポレオンがジョゼフィーヌに宛てた手紙をアートカリグラフィーしています。

王室や貴族の世界では婚姻相手の他に恋人を
作る事は当たり前だったそうです。
そう言えば
ルイ15 世の公妾ポンパドール夫人は夫人
と名前に付いてるし
マリーアントワネットもトリアノンの木の下で
逢引き(表現が凄い)をしていたのは周知の事実だし、かのデ〇夫人も某テレビ番組で「上流階級の社交」と言ってた記憶があります。

がしかし、皇帝の妻ジョゼフィーヌが公然と浮気をしていて、それをナポレオンが知っていながら
ヤキモキしつつも容認している様子というのは、ちょっと理解出来ず。権力においては男性上位の時代において、この女性は余程の魅力の持ち主なのでしょうか。

さて、ジョゼフィーヌは戦地から寄越すこの手紙を友人と一緒にからかいの対象として読んでいたというエピソードもある程で、ますますナポレオンが気の毒ですが、寧ろ 彼は怒りを上手にエネルギーに変えていたのかも知れません。

後日談として、今度はナポレオンが浮気をし始めますが別れたくなると
恋愛の精算をジョゼフィーヌに頼んだとも言われてます。こうなるともうお母さん的存在となるのかな。
色々と考えさせるジョゼフィーヌさまです。

カリグラフィーは バスタルダ書体。
装飾の角と呼ばれる線は文字列からツンツンと
はみ出し、単体では分かりにくいですが文字の集合体となると、レースを編んでいるような感覚になる書体で作品ではシルバー生地に織り込んでいます。会場では隣のiPadで日本語訳を読むことが出来ますので是非読みながら鑑賞して下さい。27日(日)まで。
会場はタケオキクチ渋谷明治通り本店 
渋谷区神宮前6-25-10
TEL: 03-6418-5731
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